***ヒナの部屋***
ヒナの部屋 ***ヒナタとの出会い*** 2004年9月。 夏に交通事故に遭い、腕のリハビリで病院へ向かういつもの通り道。 いつも歩いているその裏道は沢山のノラちゃんが居る場所。どこからか仔猫の鳴き声が聞こえた。 それは仔猫というより赤ちゃんの鳴き声でした。 9月とはいえ残暑厳しいその日も暑い日で、その炎天下 ハムスター程の小さな仔猫は鳴いていました。 その頃、その場所付近で出産をしたノラちゃんが何匹かいると母が言っていたのを思い出し 「お母さんにおいていかれたのかな…」と思いながら、強い日差しの下で鳴いている赤ちゃんを木陰に移動させました。 その付近ではカラスの被害に遭う仔猫が多く、心配ではあったけど「病院に行かなくては…」という事が頭にあり… 後ろ髪を引かれる思いで私はその場を後にしました。 仔猫の鳴き声はとても大きく響きわたっていました。
病院でのリハビリ中の間もずっと気になっていた仔猫の事。 一時間半ほどが経って病院からの帰り道。 弱々しくなっていた鳴き声はまだ止んでいませんでした。 木陰から聞こえる声を辿って見つけた仔猫は、まだお母さんを呼んでいました。 「もし帰り道でまだ鳴いていたら。その時は連れて帰ろう。」そう決めていたんです。 まだ目の開いていない小さな赤ちゃんを両手で包んで 家に帰りました。
それまでに何度か仔猫を育てた事があったので、特別に大変なことはありませんでしたが…。 うちの猫さんの中に面倒見の良すぎるニャンコがおりまして…出産経験のあるニャンコなので母としての本能が復活したのか よく面倒をみてくれました。が…毛づくろいや舐め方が激しいため(^^;)仔猫のお尻が擦れ過ぎて真っ赤に化膿してしまったのだ…。 そのため家に来た早々、動物病院に通院する事となってしまった。 完治するまでに時間がかかりましたが、炎症して抜けてしまったお尻の毛も復活(笑) 里親さんを探してあげるつもりでしたが、すっかり我が家の一員となりました。
「ひなた」の名前はナルさんと同じで某漫画「NARUTO」のキャラからとりました。 これは可愛い名前だったからスグに決定(笑)。 もうひとつの理由は、家に来た時のこの子がふわふわとした産毛でヒナ鳥のようだったから。 やんちゃっぷりが激しい(笑)好奇心旺盛な女の子です★
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